大阪市から感謝状

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(左から)真島茂夫副本部長、高木本部長、杉本社長、中野南港市場長

JA全農長野は8日、多年にわたり優良な肉牛を出荷し、市場の発展と市民の食生活の安定に尽力したとして、大阪市から感謝状が贈られた。
JA長野県ビルで行われた贈呈式で、大阪市食肉市場(株)の杉本正社長は「(数年前に比べて)上場牛の頭数が減少しているが、おいしい牛肉を大阪市民に提供することがわれわれの使命。信州和牛に大いに期待している」と謝意を述べた。大阪市中央卸売市場の中野雅彦南港市場長は「厳しい状況の中、毎年出荷をしてもらい感謝している。引き続きの出荷をお願いしたい」と全農長野高木幸一郎本部長に感謝状を手渡した。高木本部長は、大阪市と大阪市食肉市場関係者に県産肉牛への理解と協力のお礼を述べ、「生産基盤の維持と安定供給に努め、高品質な信州和牛を出荷していきたい」と応えた。
県産肉牛は、1965年から「信州肉牛」として大阪市食肉市場への出荷が始まり、現在の取引は年間約900頭。2012年12月には「信州プレミアム牛肉」が上場され、購買者から高い評価を得ている。畜産課担当者は「県産和牛が多く取引される関西地域で、信州プレミアム牛肉を中心に販売強化と販路拡大を図りたい」と話す。

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