出展された色とりどりの花を楽しむ来場者
JAちくま花卉(かき)共販部会は、JA本所で第22回フラワーコンクールを開いた。トルコギキョウやルリ玉アザミ・ベッチーズブルー、キイチゴなど60点が出品され、審査の結果、最優秀賞に山﨑宇一郎さん(トルコギキョウ)が選ばれた。
昨年は2月の大雪によりハウスの倒壊など大きな被害に見舞われたが、再建を目指すハウスや施設を総力を挙げて復旧。今年も色とりどりの花が出品された。審査員を務めた長野農業改良普及センターの川村利佳さんは「ちくま産の花は栽培技術が高水準。ぜひ次世代にも引き継いでもらいたい」と話した。
同部会の副部会長、平林和夫さん(57)は「今年は7~10日ほど生育が進み、栽培管理にはとても苦労したが、素晴らしい花が出展された。生産者の高齢化が進むが、若い人に栽培に携わってもらえるよう対策したい」と述べた。
審査会後には、一般公開と展示即売会が行われ、来場者はお気に入りを選びながら、色鮮やかな花々を楽しんでいた。