新規就農者ブドウ摘粒学ぶ

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ブドウの摘粒作業を行う受講生

JA須高営農生活部と長野農業改良普及センターは、新規就農者を対象とした「須高果樹セミナー」を開いた。5回目の今回は、ブドウ栽培における当面の管理として摘房・摘粒・着果管理を学んだ。
今回作業した品種は種なし「巨峰」で、軸長6.5~7センチ、段数13段前後、粒数30粒を目安に行った。
ブドウは摘粒をする前に、房の出来栄えを決める軸長の調整を行う。基本は上部の支梗を切り落としていき、段が間伸びしている場合は段数より軸長を優先する。上段は下向き果、中段は上下向き果、下段は上向き果を取る。その際、内向き果、障害果、小粒果を優先的に摘粒し、粒が外向きになるように仕上げていくことがポイントだ。
受講生は「どこを摘んだらいいか分からなかったので、ポイントを聞くことができて良かった」「自分の作業した房の出来上がりが楽しみ」と話した。

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