信州の花知って、観光列車でPR

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観光列車「ろくもん」の乗客に千曲市産のトルコギキョウを手渡し、信州の花をPR

JA全農長野とJAちくまは6日、しなの鉄道で運行している観光列車「ろくもん」で、信州の花の知名度を高めようと、花束を贈るなどのPRイベントを初めて行った。
この日は2本の列車で、同JA管内の沿線で栽培されているトルコギキョウの花束を160束用意し、乗客にプレゼントした。さらに、長野市などで店舗展開している(株)ヌボー生花店の協力を得て、列車内にトルコギキョウのフラワーアレンジメントを展示した他、車内アテンダントが花のコサージュを付けてもてなした。
「ろくもん」は、週末を中心に軽井沢から長野間で1日3本運行している観光列車。
車体の色は沿線ゆかりの武将・真田幸村の赤備えをイメージした濃い赤が特徴。車内は、県産木材を多用した快適なぬくもりのあるラウンジ風の空間になっている。5分から20分ほど停車する駅もあり、乗客に"おもてなし"が行われている。
戸倉駅ホームに降りた乗客らに、JAの職員らがピンクや白、紫色のトルコギキョウを手渡した。さいたま市から訪れた石川幸一さん(61)は「トルコギキョウはとても好きな花。旅先でうれしいプレゼントになった」と笑顔で話した。

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