色とりどりのトルコギキョウが並ぶフェア
長野市と飯山市で店舗展開するヌボー生花店7店舗で29日まで「JAちくまトルコギキョウフェア」が開かれた。期間中には、同JA産の色とりどりのトルコギキョウが並び、特別価格で販売され、好評だった。長野南バイパス店の久保田瑠美店長は「季節柄、淡い色が人気。ちくま産は品質が良く、日持ちもするため多くのお客に支持され、リピーター(再来訪者)も多い」と話した。
トルコギキョウは、長野県が生産量日本一の品目。JA管内の千曲市力石地区は、1950年ごろに日本で初めて栽培された歴史ある産地だ。JAの青木利一営農技術員は「豪華さや日持ちの良さを一人でも多くのお客さまに見ていただき、花を楽しむ豊かな心を育んでもらいたい」と話す。
管内の季咲きのトルコギキョウは、5月上旬から出荷が始まり、6月下旬をピークに8月ごろまで続く見込み。JA管内の千曲市と坂城町では延べ5.8ヘクタールで栽培。JAは年間におよそ90万本を出荷する。