ズッキーニ本格化

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出荷目ぞろえ会で出荷規格を確認する生産者

JA北信州みゆき管内で、露地栽培によるズッキーニの出荷が本格化した。今年は5月からの高温もあり、昨年より1週間ほど早く生育が進んでいる。全国有数の産地である長野県の中でも同JAはトップ産地。11月上旬まで市場を中心に出荷し、出荷量は50万ケース(1ケース2キロ)を見込む。
今年の出荷は、無加温のハウス栽培物が5月下旬から、露地栽培は6月上旬から始まった。14日までの出荷量は前年同期と比べ15%増と、順調に滑り出している。
JAは、6月上旬から生産者を対象に出荷目ぞろい会を開き、出荷規格などを確認。また、市場や消費者に食の安心・安全を担保するため、生産者に農薬の適正使用などの指導を徹底している。
同県はズッキーニの生産が盛んで、JA全農長野は2014年度に約115万ケースを出荷した。このうち同JAは約45万ケースを出荷し、生産者が年々増えて生産拡大が進んでいる。

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