現地指導会でキュウリの適正な栽培方法を説明する滝沢さん(中)と生産者
JA北信州みゆききゅうり部会は、本格的な出荷に向けて管内5ヵ所の畑でキュウリ現地指導会を開いた。72人が参加し、初心者向けの指導会も設けた。
ハウス栽培のキュウリの出荷が4日から始まった。気温の影響などで昨年より10日ほど早い。生産者が多い露地栽培は6月下旬に初出荷し、10月下旬まで続ける予定だ。
指導会では、(株)ときわ研究場中部営業所の滝沢誠一所長を講師に、生育を確認し、消毒や摘葉方法などをアドバイスした。滝沢所長は「雨が少なく水不足が心配されるが、温度・日照は良く、生育は良好。今後も雨量が少なければ株元へのかん水が毎日必要」と天候の対応を説明した。JA営農指導員が、農薬の適正使用を指導した。
2014年度は19万1000ケース(1ケース5キロ)を出荷し、今年度は21万1000ケースを計画している。今後は7月と8月にも現地指導会を開く予定だ。