14年度事業報告、決算を承認-手取り最大化へ

長野県農業の生産基盤強化に向け、リンゴ新わい化(高密植栽培)新規定植や、小菊の産地化へ向けた新規栽培面積の拡大。飼料用米の地域流通に取り組むための研修会や給餌試験を行った。
顧客確保と生産流通コスト削減による生産者手取りの最大化に向け、リンゴ5000コンテナ約90トンの長期冷蔵販売や、トルコギキョウ・アルストロメリアの県内規格統一などを図り、新たな販売ルートを開拓を進めた。
JA・県域一体事業方式の構築では、(株)長野県A・コープを今年4月に発足させた。
総供給販売高(取扱高)は前年比3%減の3102億円。販売事業は前年比1%増の1731億円。購買事業は前年比8%減の1361億円。事業管理費の圧縮で事業利益は前年比36%増の5億400万円だった。JA特別還元、JA事業基盤奨励金として、11億4000万円を組合員・JAへ還元した。

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