地域ぐるみの健康管理活動を積極的に展開し、農村医学夏季大学講座の開催や保健予防活動を行い、55万8000人が利用した。
地域中核医療機関機能・体制確立強化に取り組み、医療施設利用人数の外来は前年比0.8％増の202万6000人、入院は前年比0.1％減の124万7000人だった。JAグループ高齢者福祉事業の介護保険事業延べ利用者は前年比6.2％増の78万1000人で新規利用者獲得に努めた。
経営基盤の強化では、当期損失金は16億611万円（計画当期欠損金22億3620万円）、事業収益は診療収入単価アップなどにより前年比2.9％増の922億2954万円。事業費用は消費税増税の影響と病院再構築の減価償却費などの増加により前年比5.0％増の952億2268万円。再構築計画に基づき、安曇総合の病棟新築工事の着工と篠ノ井総合病院の新本館棟を竣工（しゅんこう）した。