スイカ初せり10万円

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せり前にあいさつするJAの伊藤組合長(19日、長野県松本市で)

JA松本ハイランド産のスイカとブドウ「デラウェア」の初せりが19日、松本市公設地方卸売市場で開かれた。スイカは、ハウス栽培物の初荷で1箱(4L級2玉)が10万円、「デラウェア」は、2キロ(11房)で1万円の高値を付けた。
今年は5月の日照時間が長く、気温も高めに推移したことから高い糖度に仕上がったという。せり人から「販売に期待が持てる」との声が上がり評価は上々だ。
この日のスイカは20日、長野県内のA・コープで一斉に販売する。JAの伊藤茂組合長は「生産者が丹精したスイカとデラウェアを、まずは地元から販売したい。市場には再生産が継続できるよう安定販売をお願いする」と力を込めた。

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