駅内の施設にシャクヤクを飾る太田さん
JA北信州みゆき花卉(かき)青年部は、3月に開業した北陸新幹線飯山駅に部員が栽培した花を展示し、全国から訪れる駅の利用者に向けてPRを始めた。部員が1人1週間のペースで交代しながら駅に展示する花を替え、10月下旬まで地元産の多彩な花を飾り付ける。農閑期の冬は、イベント開催などに合わせて展示する予定だ。
展示場所は1階の観光案内所と2階の食事ができるパノラマテラス。初日の28日は、8人の部員が出荷最盛を迎えたシャクヤクを展示し、オープン間もないきれいな駅内をさらに彩った。花の横には品種などの説明を記載して展示した。
JA管内は全国有数の花の多品目産地。シャクヤク、スズラン、ワレモコウなど約70品目が生産されている。同部の太田和明部長は「多くの品目を扱う産地なので、県内外や地域の人にもっといろいろな花を知ってもらいたい」と話した。