病院祭、小満祭、地域住民楽しむ

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子どもたちと触れ合う看護学生

JA長野厚生連佐久総合病院と看護専門学校はこのほど2日間、第69回病院祭を開き、約1万3000人が来場した。
今年のテーマは「病院祭と小満祭」。メーンコーナーでは、地元(旧臼田町)の「小満祭(こまんさい)」と、佐久総合病院「病院祭」の歴史を展示した。
小満祭は、24節季の一つ「小満」に豊作を祈願して執り行われ、古くから地域住民に慣れ親しまれてきた。病院祭もこれに併せて1947年から開かれ、小満祭の名物となっている。
同院内ホールでは、映画「風に立つライオン」の実在モデルになった柴田紘一郎先生が講演した。ケニアの地での医療活動を通じ得たもの、そして自身の持つ人生観など、ユーモアのある話に笑いが起こる場面もあった。
同院ゆるキャラ「星太郎くん」と、佐久医療センターゆるキャラ「さくらちゃん」も小満祭に登場し、子どもたちから大人気だった。この他、災害時の炊き出し実演や歩行測定、健康相談、院内スタンプラリーなど数多くの企画に、地域住民や患者はいつもと違った病院の雰囲気を楽しんでいた。

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