農業機械の操作方法を学ぶ受講生
JA須高営農生活部と長野農業改良普及センターは、2回目の須高果樹セミナーを開いた。今回の講座内容は農薬の適正使用と農業機械の安全な使用について。長野農業改良普及センターの徳永聡係長が農薬の使用方法や調整方法を説明した。
参加者は圃場(ほじょう)で、スピードスプレヤーや乗用草刈り機、小型管理機などの操作方法を学んだ。講師は同JA営農生活部農業機械課と各専門メーカーの担当者。「農業機械による事故は、機械を使い始める4、5月、時間的には作業の疲れが出る昼前や夕方が多い」などと注意を呼び掛けた。
同セミナーは定年退職者やI・Uターンによる就農予定者らを対象にしている。リンゴやブドウなど果樹栽培での実技講座を中心に、JA営農技術員や普及センター職員が指導する。今年は50人が参加し、年間を通じて11回受講する。