開校式で抱負を述べる神田さん
JA北信州みゆきが開校する第9期女性大学の講義が始まった。JA管内に住むおおむね50歳以下の女性を対象に、教養を深めることや生活の充実を目指し、学習を通じた仲間づくりを目的としている。これまでに約400人が受講している。
このほど、JA本所で開かれた開校式には今期の受講生14人とJA役職員らが集まった。JAの櫻沢和美組合長は「学ぶためには興味を持つことが大切。楽しみながら学び、生活の充実につなげてほしい」とあいさつをした。
受講生代表の神田寛美さんは「地区や年齢の違う受講生たちと楽しく学び、良い仲間をつくりたい」と抱負を述べた。
開校式終了後は、JAの営農指導員に手ほどきを受けながら、プランターにスティックセニョール(茎ブロッコリー)の種をまき、栽培方法を学んだ。受講生は、収穫を楽しみにプランターを自宅に持ち帰った。
講義は2016年3月まで全9回開き、今後は料理教室やマレットゴルフ、健康講話などを実施する予定。また、託児所を設けて、子育て中の女性が参加しやすいよう配慮している。