あるぷすメンタルクリニックの外観
JA長野厚生連アルプス医療センター(旧称・安曇総合病院)は2日、松本市大手で開院する「あるぷすメンタルクリニック」の開所式を行い、地元医師会やJA関係者を招待した。同連としては松本市で初めて開院。精神科、心療内科の完全予約制の通院治療を行う。
厚生連の油井博一専務は「厚生連の理念に基づき、長年にわたる同センターの精神医療の実践も踏まえ、要望に応えていくことが使命。開院に当たり、松本市医師会のご理解をいただいたことに感謝する。地域の期待に応え、地域に開かれたクリニックとして、共に歩んでいきたい」とあいさつした。
同センターの西澤理統括院長は「地域に根付き、患者さんの心の健康をケアしていきたい」と述べた。
JA中信地区協議会長で、JA松本ハイランドの伊藤茂組合長は「松本地域におけるJAグループ初の医療施設である。クリニックの存在は大変心強く、地域の安心が高まる」と期待した。クリニック所在地のJA松本市の牛山輝雄組合長は「管内に開所していただきうれしい。組合員も力強く感じている」と感謝した。