あいさつする松﨑一男組合長
JAちくまは、職員全体研修会を千曲市更埴文化会館で開いた。2015年度の事業基本方針や事業収支計画、事業の具体策を一同で確認した他、JAは14年度決算概況や今後の方針などを示した。また、JA長野県職員資格認証証書の授与と功績者表彰を行った。
松﨑一男組合長は、あいさつで「組織を改革していく中、自らの認識と取り組みを変えていく自己改革が大切。自分が変われば職場も変わり、JAの改革にもつながる。そして、JA事業を通じて組合員や利用者に幸せを提供してほしい。向上心を持って取り組みながら、職員自身も成長してほしい」と激励した。
また、14年度に全職員を対象に行った伊那食品工業(株)での視察研修会にも触れ、「"気付き"のある企業とない企業の差は大きい。気付いたことを実行することが重要」と呼び掛けた。
研修会では、15年度の事業基本方針として(1)多様な担い手が意欲を持って取り組める持続可能な農業の実現(2)多様なつながりで安心な「くらしと地域社会」の実現(3)組合員とともに組合員と地域の願いを実現するJA(4)組合員、消費者、役職員の共感を醸成する―などを確認した。