初めてJA長野厚生連理念を唱和する新規採用職員
JA長野厚生連は、JA長野県ビルで4月から県内厚生連病院などで働く新規採用職員に対し、社会人としての「心構え」を学ぶ研修会を開催した。看護師、薬剤師、事務員ら約300人が参加。協同組合と厚生連医療運動やビジネスマナーなどを学び、組合員、地域住民に対して「人を思いやる気持ち」で接することができる社会人になるための意識を高めた。
研修会では、同連の渡邉康幸参事が協同組織と厚生連医療の役割について講演した。組合員・役職員の共通の理念である「JA綱領」を、協同と協同組合の意味を交えながら説明。「日々行っている事業、および活動・運営は『JA綱領』という大きな考え方に基づいて行っている」と強調した。また、同連の理念にある「医療活動」は、任務であるとし、「医療人として社会全体から求められていること、職員の置かれた立場を把握し、健全経営すること、地域の健康を守っていくこと」など、社会的役割を果たすことが重要であると訴えた。
この他、信頼されるビジネスマナーや人材育成目標マネジメント、コンプライアンス(法令順守)、ソーシャルメディア利用のリスクと留意点などの研修を行った。
新規採用職員からは「具体的にJA綱領やビジョンを知ることができ、どのような目標に向けて、どのような立場で働くべきかを知ることができた」と、本会職員として、地域のために働く自覚が芽生えていた。