「剪定部隊」が出動。高齢農家を支援

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支部メンバーの「剪定部隊」による作業

JA須高青年部の小布施支部メンバーの「剪定部隊」が行う協同剪定(せんてい)が3年目を迎えた。高齢化などにより剪定できない農家が増える中、支部会議での部員の提案がきっかけとなり発足。今冬は小布施町内の桃、リンゴ園地約2ヘクタールを作業する予定だ。
冬の剪定は、その年の果実の品質や大きさ、味、収量、作業効率などあらゆることにつながる重要な作業。しかし、脚立などを使った雪上での作業は危険も伴い、高齢農家は敬遠しがちなのが実情だ。
メンバーは、今までに継承してきた剪定技術を地域に還元するため、「冬仕事」としての確立を目指して8人体制で支部管内の園地で活動を続けている。
事務局を担うJA小布施支所営農生活課の湯本浩貴さんは「地元の若手農業者が行うことに大変意義がある。依頼したいとの問い合わせも多く、期待は大きい。仲間同士の技術を高め合えることも良い刺激」と話す。

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