ぼたんこしょう、作付け拡大へ

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総会に出席する関係者ら

中野市永江地区の農家有志でつくる「斑尾ぼたんこしょう保存会」と、生産から加工品の開発・販売で地域ブランド化を目指す「ぼたんこしょうファーム有限責任事業組合」は、同市の涌井生活改善センターで総会を開いた。会員と組合員、市長、関係者ら25人が集まり、事業報告や次年度事業計画などを議論した。
組合は現在16人。2014年度は、生産から加工品の開発・販売をはじめ、行政と連携した県外への消費宣伝活動や地域イベント、料理研究家によるレシピ作成などを通じ、消費拡大に取り組んだ。加工品の主流の「ぼたんこしょう味噌(みそ)」は約6000袋を製造して好調だ。出荷で発生する規格外品の有効活用にもつながっている。
14年度は全体で約100アールで栽培し、一部の遊休荒廃農地は「ぼたんこしょうファーム」として借用。15年度は、共同で作付けする借用面積をさらに拡大する。

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