プロバスケ観戦 弾む会話。初の婚活 手応え

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イベントで青年部員が栽培した農産物を賞品にしたゲームを楽しむ参加者

長野県のJAちくま青年部は、初企画の「恋活プロジェクト」を開いた。地元プロバスケットボールチームの試合観戦と地元ホテルでの食事を企画。20、30代を中心とした同部員と女性16人が参加。農業男子とのひとときを過ごした女性からは「また参加したい」との声が出るなど、関係者は手応えをつかんでいる。
初イベントは、JA管内の千曲市をホームタウンにするプロバスケットボールbjリーグの「信州ブレイブウォリアーズ」の試合観戦を企画。参加者らは一緒にプロ選手の迫力あるプレーを間近で観戦して親近感を深めた後、上山田ホテル「Lapisu-Lazuli(ラピスラズリ)」でフレンチビュッフェを楽しみながら会話を弾ませた。
食事後は、参加した部員らが栽培したリンゴや米、きのこなどを賞品にしたゲームで盛り上がった。参加した女性は「初めて参加したがとても楽しい時間を過ごせた。機会があればまた参加したい」と話していた。
同部の成澤直部長は「初開催だったが手応えは良かった。さらに発展させるための課題も見えた。若手農家と青年部組織の活性化に向けて今後も計画したい」と話した。
同プロジェクトは、青年部の活動指針「JAちくま青年部ポリシーブック」に基づき開いた。ポリシーブックは、盟友が営農や地域活動の課題などの意見を出し合って作成。農業政策や農業経営、営農指導、耕作放棄地、後継者問題などについて活動の指針になっている。

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