畜酪理解へ、生消が交流

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信州産畜産・酪農品の料理を堪能した交流会

長野県生乳生産販売委員会青年部会とJA長野県・信州肉牛生産販売協議会、JA長野県・信州ポーク生産販売協議会、JA全農長野は、松本市のぶどうの郷山辺ワイナリーで「信州の畜産・酪農家との交流会2015」を開いた。
信州産の畜産・酪農製品を広く知ってもらおうと、畜産酪農家の後継者と消費者の交流を深める目的で企画し、今回で4回目。生産者と消費者、関係者31人が参加した。
交流会では、畜産酪農に関する基礎知識やクイズ、パネルによる酪農・肉牛・養豚の紹介、信州産100%原料の畜産酪農品の展示など、信州の畜産酪農をPRした。
信濃町で酪農を営む同委員会青年部の阿部智知会長は「若い生産者が集まり、消費者の皆さんと交流しながら、信州産の畜産・酪農や、その生産物を知ってもらう良い機会だと考えている。もっとわれわれの仕事に興味を持ってほしい」と訴えた。
参加した20代の女性は「生産者の方と話すことができ、とても楽しかった。信州産の中にも産地ごとにいろいろな種類の畜産物があると聞き、出掛ける際は気にしてみたい」「買い物をする際は値段で判断していたが、今後は産地に注目して買いたい」と話した。
参加者は、地元ブドウで仕込んだワインを飲みながら、信州牛肉のワイン煮込みや信州SPF豚(特定病原菌不在豚)のローストポーク、信州産生乳を使用したデザートなどを楽しんだ。

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