優良企業の理念学ぶ。全職員対象に研修

JAちくまは、職員研修として伊那市の食品メーカー、伊那食品工業で視察研修会を行っている。全職員(正・臨時・パートタイム職員)を対象に、昨年12月から今年2月まで289人が参加する。同社は50年余りにわたり増収増益を続ける会社で、企業の理念や社員の心掛けなどを学ぶ。
同社の主力商品は「かんてんぱぱ」。寒天製造シェアは業界トップで、研修では同社ふれあい事業部の丸山勝治事業部長から講義を受けている。
同社の社是は「いい会社をつくりましょう~たくましく そして やさしく」。丸山部長は「良い会社の条件は会社を取り巻く全ての人が幸せになること。同じ理念、同じ方向を目指すことが大切」と説明した。
研修に参加した管理課の西村英憲さんは「前年より少しでも成長することが経営・人間のどちらにとっても大切だということを学んだ」と話した。JA総務企画部の石原吉紀次長は「職員一人一人が自ら考え行動できるようになってほしい」と話した。

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