大祓を受ける関係者
JA須高は昨年末、須坂市にある墨坂(芝宮)神社境内の農産神社で毎年恒例の大祓(おおはらえ)の儀と迎年祭を行った。各連合会や同JAの関係者ら約30人が出席し、大祓の儀により災厄をはらって一年を締めくくり、豊作と無災害、組合員の健康と先行き明るい農業経営を祈願した=写真。
同神社では大みそかから元日にかけて、豊作や無病息災を祈願に大勢の人が二年参りに訪れ、JAはこうした参拝者に縁起物として幸運を招くリンゴを配布した。
JAの牧良一組合長は「農家手取りの向上によって全組合員が先行き明るい農業経営ができる輝かしい新年を迎えたい」と話した。
県内では本殿内の一角に祭ってある神社はあるが、独自の社がある農産神社は珍しい。