買い物客に支援を呼び掛ける芳坂組合長
JA信州うえだ管内のA・コープ「ファーマーズうえだ店」と「コアしおだ店」は、御嶽山噴火の被害を受けた木曽地域や、長野県神城断層地震で被災した大北地域の復興を支援しようと、「被災地応援コーナー」を設置した。コーナー脇には募金箱を設置し、来店者に支援への協力を呼び掛けている。
コーナーでは木曽町の「七笑」や池田町の「大雪渓」など、被災した地域の地酒を取りそろえて販売。また、要冷蔵商品の棚では、木曽町のすんき漬けや赤カブ漬けを販売している。
ファーマーズうえだ店ではこのほど、JAの芳坂榮一組合長が店頭に立って買い物客に復興支援を呼び掛けた。買い物客は「木曽の地酒は夫が好きでよく飲んでいる。商品を買うことで被災地の役に立ちたい」と話した。芳坂組合長は「応援コーナーを通じて被災地の経済を少しでも助け、地域に元気が生まれればうれしい」と話した。