サンふじ品評会、唐澤さん最優秀

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出品されたリンゴを慎重に審査する審査員

JAちくまりんご部会は、坂城町上五明にあるA・コープびんぐし店でリンゴ一箱品評会を行った。サンふじ(16玉級)60点が出品され、着色や形状、そろい、糖度、重量などの審査を経て最優秀賞に唐澤啓子さん(千曲市桑原)が選ばれた。出品されたリンゴは同店で2日間にわたり開かれた、JAちくま祭で展示即売され完売した。
今年のリンゴは、5月下旬にJA管内の西部地区の一部で降ひょうを受けたが、おおむね順調に生育。台風による影響も少なく、適度な降雨と日照など天候に恵まれて玉肥大が順調に進んだ。10月下旬からの冷え込みを受けて着色も良好。糖度も高く上々の出来という。
審査員を務めた長野農業改良普及センターの宮澤孝幸さんは「出品されたリンゴは糖度、着色など非常に良かった。玉ぞろいや品種の特徴など、総合的に審査したが、甲乙付け難い素晴らしい出来だった」と話した。
サンふじはJA管内のリンゴ出荷量の約5割を占め、今年度は12万ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込む。出荷は12月中・下旬まで続く予定だ。

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