校長から修了証を受け取る児童
JA北信州みゆきは、管内の小学3~6年生を対象にした「あぐりスクール」の修了式をJA本所で行った。
13期目となる同スクールは、32人の児童で5月に開校し、野菜や米の生育、地域の食文化の学習など、9回の授業を行った。飯山市内にある「あぐりスクールの畑」ではサツマイモなど7種類の野菜を育てた。「あぐりスクールの田んぼ」は国際協力田として、米の一部をマリ共和国へ送る予定だ。
「交通少年団」の活動では、交通安全を訴えようと、国道沿いにあるJA本所の花壇で花文字を作成。JA祭では、同スクールの畑で収穫したジャガイモを使いフライドポテトを販売、売上金の2万8500円を交通安全への寄付にした。
修了式で同スクールの櫻沢和美校長(JA代表理事組合長)は「自分たちで育てた野菜こそ、本当のおいしさを感じることができる。また、野菜を大切に育てることは仲間を大切にできることにつながる」と、農や仲間の大切さを児童に伝えた。