東京青果（株）とJA全農長野はこのほど、東京・汐留にあるSoft Bank本社の社員食堂で、県産フルーツをアピールした＝写真。県オリジナルリンゴ3品種「りんご3兄弟」の試食を行い、1個からばら売りした。用意した240個（各80個）は1時間足らずで終了するほどの大好評だった。
「りんご3兄弟」は、「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」。食べ比べを楽しむために、3品種を買い求める社員が多かった。購入した社員に好みの品種を聞くと「秋映は、酸味がいちばん強く、おいしかった」「シナノスイートは、甘くてジューシーだった」「シナノゴールドは、パリッと堅めで果汁が多かった」と食べ比べの感想を述べた。
同社での県産果実の試食販売会は3回目。全農長野果実課の担当者は「旬の信州産フルーツを多くの社員に知ってもらうよい機会になった。今後も購入につながる消費宣伝を企画していきたい」と話す。