JA須高の管内で、県オリジナルのリンゴ中生種3品種「りんご3兄弟」の出荷が始まった。9月28日の「秋映」の初出荷を皮切りに、10月から「シナノスイート」、10月中旬から「シナノゴールド」の出荷が始まる。この3品種でJAのリンゴ全体の出荷量の3割に当たる22万2800ケース(1ケース10キロ換算)を出荷する計画だ。
出荷が始まった「秋映」は「千秋」と「つがる」を交配した品種で、濃い赤色の果皮を持ち、甘味と酸味のバランスがよくサクッとした歯応えが特徴。りんご3兄弟は、晩生種「ふじ」へとつなぐ中生種で、JAは、10年ほど前から産地化に取り組んでいる。
JAの出荷量は「秋映」11万6500ケース、「シナノスイート」4万7600ケース、「シナノゴールド」5万8700ケースを見込んでいる。