「須賀川そば」大勢が味わう

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法印さんに供えられたソバの皮のおやきを手に取る来場者

山ノ内町の須賀川そばまつり実行委員会は、須賀川八町原で第11回「法印さんとそばの花まつり」を開いた。「法印さん」とは、ソバの大好きな法力を持ったこの地区に伝わる民話の主人公。
大勢の来場者が訪れ白い花の間を散策したり、そば粉のつなぎに山ゴボウの葉の繊維を使った「須賀川そば」を味わった。
今年は新たに考案された「法印焼き」を売り出した。須賀川そばと同じ生地を使い、表面は法印さんのイラストが焼き込まれているのが特徴。直径約7センチ、厚さ約1.5センチ。具はあんこ、みそ漬け、ねぎみその3種類。テント店内で売られた地元の新鮮野菜や工芸品も人気を集めた。
幌馬車トラクターには、子どもたちが笑顔で乗り込み、青空の下、風に揺れる白い花を巡るコースを楽しんだ。特設ステージでは地元の小・中学生による音楽の演奏や伝統芸能「盆じゃもの踊り」が披露された。

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