種苗メーカーの説明を聞く生産者ら
JAグリーン長野花き部会は、長野市農業団体協議会花き部会が開いた花の種苗メーカーの展示会に参加した。部会員25人が、主力品目のトルコギキョウの品種検討や、省力栽培が可能で季節的な収入につながる他品目の導入を検討した。
同部会は毎年、展示会などに参加して、新たな品種の検討や栽培技術の学習をしている。展示会ではトルコギキョウの他、栽培拡大の意向があるヒマワリ、ケイトウ、アスターなどを見学。女性生産者は「毎年、作りたい花が多くて困ってしまうが、今後の参考にしたい」と話した。
JA営農部の担当者は安定した収入が見込めるトルコギキョウの生産を拡大したい方針を示した他、「新しい生産者に現地の圃場(ほじょう)や見学会に参加してもらい、いろいろな花に興味をもってもらいたい」と話した。