スーパー向け小菊出荷増を

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ほ場見学する新規栽培希望者

JAグリーン長野は、長野市で来年8月からスーパーマーケット向けの小菊の出荷説明会を開いた。新規栽培を検討している8人が参加。JA営農部の花き担当から小菊栽培の概要・作業の流れについて説明を聞き、実際に圃場(ほじょう)を見学した。
花き担当者は、小菊栽培は初心者でも省力で取り組みやすいことや、10アール当たりの収量が上がる作物であること、今年は65戸が栽培に取り組んでいることなどを説明。販路が決まっていることから値決め販売ができ、果樹や野菜やきのこなどとの複合経営に向いていることなどの利点を伝えた。
参加者からは「荒地になっているところでの栽培は可能か」「定植方法や時期はいつか」などと質問が寄せられた。トルコギキョウ栽培をしているという女性は「省力で栽培に負担がかからないことが魅力だということがよく分かった」と、話した。
JAは今後2回、同様の説明会を開く。

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