真剣な表情で作業に取り組む生徒ら
JA信州うえだ子会社の信州うえだファームは、東京都葛飾区立一之台中学校生徒の農業体験を受け入れた。2年生69人が参加し、イチゴ狩りとブドウの摘粒を行った。摘粒はほとんどの生徒が初めての体験で、同ファームとJA塩田営農センターの職員の指導を受けながら作業した。
摘粒後の房には自分の名前を書いた札をつけた。生徒は「一房一房こんな大変な作業をしている農家さんはすごい」などと話しながら作業していた。摘粒した房は同ファーム社員が管理、収穫後、各生徒へ送る予定だ。
佐藤幸浩副校長は「生徒一人一人が農業という職業の奥深さや農家の苦労を知ることができたと思う。今回は初めての生徒が多かったので、貴重な体験となった」と話した。