松代焼に挑戦、湯飲みを作る

「松代焼に挑戦、湯飲みを作る」の画像
松代焼に挑戦する4期生

JA須高女性大学4期生は、長野市松代にある松代陶苑(えん)と、松代大本営跡を散策した。
松代陶苑では型に粘土をかぶせて形成していく「型起こし」という方法で、湯飲みを作った。粘土を均等に伸ばしていくのは難しく、ひびが入ってしまうこともあった。粘土が乾く前に形成しなければならないため、時間との戦いだった。松代焼は鉄分の多い土を使い、自然釉(ゆう)をかけることにより独特な青緑の美しさ、長野県の美しい山並みが表現されているのが特徴。
その後、松代大本営地下壕(ごう)を見学。終戦によって工事は中止されたが、壕内には岩に刺さったままのロッドやトロッコの枕木の跡などがあり、太平洋戦争の遺跡として多くの人々に知ってもらうため、1989年から一部が公開されている。事務局の山田淳子係長は、「太平洋戦争について学び、後世に伝えていくことが大切だとあらためて感じた」と話した。

MENU