水管理や農薬、肥料の使用について説明を受けた現地指導会
JA木曽は6月下旬の1週間、管内の農家を対象に稲作現地指導会を開いた。大桑村和村の指導会には農家16人が集まり、JAの田中芳男営農技術員が夏に向けての水管理や農薬、肥料の使用について説明した。農家の古瀬吉一さん(64)は今年の稲の生育状況について「雨がやや少なくて、少し遅れているようだ」と話していた。
指導会では、7月から8月上旬にかけての幼穂形成期と出穂期、開花期は稲が最も水を必要とするため水を切らさないようにすることを周知。カメムシ対策として、出穂2週間前までに畦(あぜ)の草刈りを終えることなどを注意した。施肥や除草、病虫害防除は適期に実施しないと効果が上がらないため、薬剤の種類別の時期についても紹介した。