「団結頑張ろう」と気勢を上げる出席者
JAちくまは、JA農政対策委員会を本所で開き委員ら80人が出席した。規制改革会議の、農業改革に名を借りたJA攻撃に反発し、「団結頑張ろう」と気勢を上げ、意思の結集を図った。同委員会でJAの松粼一男組合長は「規制改革会議で農業改革への意見がまとめられた。現場実態や組合員の意思を無視した意見が示されている。食料や農業、地域を守るため農政運動を広めたい」と訴えた。
JA青年部の成澤直部長は「政府の規制改革の提案は地域農業の崩壊につながりかねず、断じて受け入れられない。将来にわたり食と農を基軸に地域に根差した協同組合として発展していくよう、自ら改革しなければならない」と意思を示した。
同委員会は3月に規約を改正している。JA役員、支所・地区運営委員長、各生産部会の代表や青年部と女性部代表、職員ら75人で構成し、農政運動の強化や地域農業・農村の健全な発展を目指して活動する。