トルコギキョウ、秋出荷へ苗定植

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定植に励む生産者

JAグリーン長野花き部会は、秋出荷に向けたトルコギキョウの定植を進めている=写真。定植後3ヵ月で出荷を迎えるため、開花を遅らせるために短日処理する。同JA営農部技術員が定期的に園地巡回や栽培講習会をして指導する。
JA管内では季節咲き作型の出荷は7月上旬の最盛から少し落ち着いてきた。それに続いて秋作型のトルコギキョウの苗を定植し、10、11月の婚礼需要期に出荷する。ここ数年の安定した販売単価から、栽培面積が増えている。今年は11人の生産者が、ボリュームあるトルコギキョウ生産を目指して取り組む。
長野市松代町清野にある島田武(72)さんのビニールハウスでは、島田さん夫妻を含めた4人で5アールの園地に苗を一本ずつ丁寧に植え付けた。この時期のハウス内は高温となることから、ハウスの天井に遮光資材を被覆して地温を下げるなど、作業がしやすいよう対策をとっている。

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