畑で食農教育−土と触れ合い、農業を身近に

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協力してサツマイモの苗を植える園児

JA塩尻市宗賀支所は、塩尻市の宗賀中央保育園の園児とサツマイモの植え付けと大豆の種まきを行った。
地元の宗賀南部営農組合の上條満男組合長と同JA大槻耕三営農指導員の指導で、園児55人が「ベニアズマ」の苗を植え付けた。その後、つばめ組23人は塩尻産大豆「あやみどり」を2粒ずつまいて土をかぶせ作業を終えた。
上條組合長は「土とじかに触れ合うことで農業を身近に感じてもらい、将来、一人でも農業の後継者になってもらいたい」と願いを語った。
同保育園の保育士は「4月末から育てたい作物を考え、既に7種類の野菜を育てている。上條組合長が率先して管理まで引き受けてくれありがたい。園児も収穫を心待ちにしている」と感謝の意を述べていた。
同保育園との交流は数年前から続いており、同支所の古牧廣支所長は「食農教育の一環として、幼いころから子どもたちに食に対する興味を持ってもらえれば」と目を細めていた。
収穫した野菜は保育園の給食の食材として活用され、サツマイモは秋の収穫祭で焼き芋にして味わう予定だ。

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