生徒にくわの使い方をアドバイスする三治指導員
JA塩尻市は、地元の塩尻中学校1〜3年生に農業指導を行った。今年度から始まった「地域ふれあい学習」の取り組みで、「茶道」「フラワーアレンジメント」などの講座がある中、「農業体験」を選択した30人が参加。今後、JAの営農指導員が全10回の講座を通じて野菜作りを指導する。
ふれあい学習は、地域の人々が講師となり、普段の授業では学べないことを学んでいくことが目的。
初回の現場実習では、JAの三治敬一郎営農指導員が土づくりの意味、除草の必要性などを説明した。生徒はくわやスコップを使って校舎脇の約30平方メートルの畑を悪戦苦闘しながら耕し、発酵牛肥を混ぜ込んで作業を終えた。畑ではニンジンやジャガイモなどを栽培する予定だ。