ブドウの傘掛け作業をする東農大生
東京農業大学の学生36人が6月上旬の2週間、長野県中野市内の受け入れ農家に泊まり込んで農作業実習を受けた。金井地区の田尻裕之さんの園地では、2人の学生がブドウの傘掛け作業を行った。実習前は、店で売られている農作物は高いと思っていたという学生だったが、実習を受けて「それだけ労力がかかっていることが分かった。農家の苦労が報われるよう、将来は農作物が多く売れる方法を考える仕事をしたい」と話していた。田尻さんは「頑張ってくれている。農業の現状をしっかり学んでほしい」と話した。