児童が救援米、田植え教室

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泥にまみれて田植えを楽しむ児童たち

JA須高は、地元の小布施町立栗ガ丘小学校5年生109人を対象に田植え教室を開いた=写真。町と町農業委員会が協力し、同町延徳でJAが管理する水田12アールに「風さやか」の苗を植えた。児童は田に足を入れた感触に歓声や悲鳴を上げ、手で触れたタニシやカエルなどの生き物に感動しながら作業した。
同校は、社会科の授業で日本の農業を学習している。この教室では秋に稲刈り、はぜ掛け、脱穀を体験して一通りの水田作業を経験し、収穫した米を国際救援米としてアフリカのマリ共和国へ送る予定。収穫までの管理をJAの小布施水稲組合が担っている。JAの牧組合長は「この機会を通じて農業に親しんでもらいたい。苗が大きくなっていく姿や収穫の喜びを体感し、心から楽しんでほしい」と話した。

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