子育て支援へ、お粥ポット贈る

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お粥ポットを贈呈するJAの中村智子理事と唐木敏秀支所長

JA上伊那と上伊那農政対策委員会は、管内8市町村に「お粥(かゆ)ポット」と「お米割引券」を贈呈した。管内で生まれた第1子と管内に転入してきた子どもに、炊飯器でご飯と一緒に炊けるステンレス製のお粥ポットを贈り、第2子からは管内のA・コープ店やJAの直売所で使える米の割引券を贈る。今年はお粥ポット803個、お米割引券1470枚を贈った。
取り組みは1984年度から県の「食卓“愛”の運動」としてスタート。離乳食にお粥を食べてもらうことで小さい頃から米の味に親しんでもらい、将来の米の消費拡大につなげようと毎年行われている。
辰野町への贈呈式では、JAの中村智子理事と唐木敏秀支所長が役場を訪ねて加島範久町長に手渡した。加島町長は「子育て支援のために有効に使わせてもらう」と感謝を述べ、保健福祉課の管理栄養士、綿貫順子さんは「手軽にお粥がつくれるので若いお母さんたちも積極的に使ってくれて好評」と話した。

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