田植えで食農教育

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手作業で田植えに励む児童ら

JA信州諏訪はこのほど、茅野市の金沢小学校5年生19人と、同校近くの田んぼで田植えをした。児童は昔ながらの手植えで農業に親しんだ。
同JAは今年度、次世代の担い手づくりなどに向けた食農教育活動の一環として、同校で米作り体験を行う。
はだしになった児童たちは、はしゃぎながら約2アールの田んぼへ。両端に渡したひもを目印に、苗を2、3株ずつ植えていった。苗が浮いてきてしまう児童もいたが、栽培指導に当たる同市の藤森久司さん(69)やJA職員のアドバイスで、徐々に作業スピードが上がった。
約2時間で作業を終えた。栽培品種は「もちひかり」。今後、水管理は当番の児童が毎朝行い、日々の成長を観察する。秋に収穫祭で餅つきを行い、餅を全校児童に振る舞う予定だ。

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