東京の児童が田植えを体験

「東京の児童が田植えを体験」の画像
田植えを楽しむ新宿区の小学生

伊那市と友好都市提携を結ぶ東京都新宿区の区立愛日小学校6年生32人は、伊那市美篶の田で田植えを体験した=写真。毎年5月と9月に、新宿区から2校ずつが伊那市を訪れ、田植えと稲刈りを体験している。
児童はJA職員から教わりながら、春日進さんの7アールの田んぼに「コシヒカリ」を植えた。この日は風が強く転んでしまう児童もいたが「泥の中は温かい」と言いながら田植えを楽しんだ。田植え機の実演も行われ、初めて見る田植え機に「かっこいい」「植えるのが早い」と児童らは見入っていた。
同校では5年生が米の勉強を行い、6年生で実際に田植えを体験し、稲作に理解を深めている。
同校の岡本由美校長は「体験を通じて自分たちの食べているお米が、どのように作られているのか知ってほしい」と話していた。

MENU