菊出荷500万本へ、良品を安定供給

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あいさつする依田専門部長

JA佐久浅間花き専門委員会キク専門部は、菊の市場取引会議を佐久市内で開いた。生産者や行政、主要な取引市場の卸6社から80人が参加。盆と彼岸の需要期に出荷盛期を合わせ、今年度は約500万本の出荷を目指す。また、新規栽培者の育成に取り組むことを確認した。
会議で依田政志専門部長は「雪害で苦労が多いが、管理の徹底で良品を出荷し、笑顔で秋を迎えよう」と期待した。JAの井出健副組合長は「小菊を中心に生産者も増えている。良品を安定供給できる産地を目指そう」と呼び掛けた。JAによると、天候不順や2月の豪雪での育苗施設の倒壊などで、作業が遅れ気味だったが、現在は回復してきているという。

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