ガンバローを三唱する本所職員ら
環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる情勢が切迫する中、JA上伊那は21日、管内各地でTPP断固反対を訴える街宣車リレーを行った。
JAは20日にJA信州諏訪から街宣車を引き継ぎ、管内各地を回り17ヵ所で地区集会を実施。地域住民にTPP反対への理解を求めた他、米、牛肉、豚肉などの重要品目を関税撤廃の対象外とし、実現できない場合は脱退するとした国会決議の実現を求めるよう強く訴えた。
伊那市狐島のJA本所で行われた集会には職員ら約40人が参加。御子柴茂樹組合長は「われわれは農産物を含め、日本文化を守るために断固反対している。地域住民とともに、運動をさらに盛り上げていく必要がある」と力強くあいさつし、全員で頑張ろう三唱で意思結集を図った。