接ぎ木を学ぶ女性部員
JA中野市女性部の「生産活動組織」は28日、リンゴの接ぎ木講習会を中野市内で開いた。扱った品種は、JAが栽培を推進する「百年ふじ」。初めて接ぎ木を行う部員も多く、JA技術員から説明を受けて作業を確認しながら学んだ。
講習会では接ぎ木を学んだ他、作業適期や病害虫の防除などさまざまな質問が出され、積極的な情報交換がなされた。参加した部員は「自分の好きな品種を接ぐことで木の成長が楽しみになり、収穫したときの喜びが増す。今後はシナノスイートなど、他の品種や桃にも挑戦したい」と意欲を見せていた。
同組織は女性部の活性化を目指して発足。栽培品目ごとに栽培講習会や学習会を行っている。果樹の他に、加工用トマトを中心とした野菜講習会と、アスターを栽培する花き講習会があり、順次開催する予定だ。