みそ仕込み、若者に伝授

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手づくりみその仕込みをする女性たち

南牧村の三井えつ子さん(68)は、野辺山地区、板橋地区、海ノ口地区の5人の女性と手作りみそを仕込んだ=写真。三井さんは12年前から村内の若い人に呼び掛け、指導してきた。
三井さんの仕事は下準備で、麹(こうじ)造りに4日かけ、大豆は前日に煮ておく。この日の仕込みは大豆1斗8升(32.4リットル)分。みそ玉に仕上げおけに仕込む。「手作りの味は最高。家族にも評判なので秋が楽しみ」と、参加者は毎年楽しみにしている。
三井さんは「手作りみそのおいしさを、若い人たちが分かってくれているので、ここまで続けられている。参加している皆さんに後継者になってもらい、これからも長く続けてほしい」と話す。
みそは秋に出来上がり、1年分約20キロを皆で分け合う。

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