園芸関係の部会役員が一堂に会し、農業振興などについて議論した
JA松本ハイランドは、松本市南松本の同JAグリンパルで園芸関係正副部会長会議を開き、60人が出席した。信頼される産地づくりに取り組むことなどを確認した。
果樹や野菜の生産部会の正副部会長や担当の指導係らが一堂に会し、各生産部会が横の連携をとって活動することで、生産者同士のつながりを持とうと開いた。同JAの伊藤茂組合長はあいさつで「農業を取り巻く環境は厳しいが、JAと一体となった取り組みをお願いする」と呼び掛けた。
会議では、2013年度の販売実績などを報告した他、14年度の生産販売計画や農業振興方針、農産物の安全・安心対策などを協議した。
野菜では、主要品目と小ネギや青ネギなどの補完品目を明確にして生産拡大を図り、総合品目産地の構築を目指すことなどを確認した。
果樹では、リンゴ新わい化栽培(高密植栽培)に継続して取り組み、フェザー苗の管内生産の拡大の図ることなどを確認した。
また、栽培履歴の管理や出荷前の残留農薬検査、施設GAP(農業生産工程管理)の導入による安全・安心対策などを実施して、信頼される産地づくりに取り組むことを決めた。