新採用職員が研修−農作業を体験、生産者と交流

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作業の合間に組合員と会話する新規採用職員

JA松本ハイランドは、新規採用職員に、JA事業の説明やマナー研修、農業実習などの事前研修を毎年行っている。入所前に先輩職員の話を聞くとともに、農作業を体験することで、組合員とコミュニケーションをとりながらJAの根幹である農業に対する理解を深め、JA職員としての自覚を持ってもらおうという目的で行っている。
今年は山形村のJA山形支所管内で3月下旬に農業実習を行い、13人が参加した。山形支所管内での農業実習の受け入れは今年で8回目。同支所営農生活課の小松義之課長は「組合員との交流は全ての部門で基本になる。実習先でコミュニケーションを深め、農業の楽しさや厳しさを学んできてほしい」と激励した。
今年実習に協力した農家は5戸。それぞれの農家でナガイモの掘り取りや剪定(せんてい)した果樹の枝拾いなどを行った。
新規採用職員は「思っていたよりも大変だった。短時間でも腰や背中が痛くなる作業が多く、農作業の大変さを感じた」「自分が作業を手伝った農作物が収穫を迎えるのが楽しみ」と話し、農作業の厳しさや楽しさを学んだ。

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