TPPの影響、生産者ら学ぶ

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農業と国や地域に及ぼす影響を語った緒方氏

JA北信州みゆきとJA農政対策会議は、飯山市のJA本所で、環太平洋連携協定(TPP)学習会を開いた。生産部会員らJA組織代表者、JA役職員104人が参加した。
学習会では、初めにJA長野中央会長野支所長から情勢報告があった。その後、日本農業新聞論説委員の緒方大造氏が「大転換期を生き抜く―TPP・規制改悪に抗して」をテーマに講演した。緒方氏は交渉の状況や米韓FTAから見えてくる不平等条約の全貌を解説。参加することで農業だけでなく、私たちの生活や暮らしに大きく影響すると強調した。
JAの佐藤重雄組合長は「交渉の行方が、今後の日本農業の未来を大きく左右する。どれほどの影響が各分野に広がるのか。私たちの生活に影響する地域課題として受け止め、正しい理解の輪を広げていかなければならない」と強調した。

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